常々感想記

本 映画 音楽 その他諸々の雑感を書き連ねるブログ

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

カランダールの雪(東京国際映画祭にて)

六本木で行われている東京国際映画祭に行った。 東京国際映画祭といえば六本木ヒルズの印象が強いが、実は新宿でもやっている。 今回は新宿でやっていた「カランダールの雪」を見てきた。 トルコ=ハンガリー映画。客も国際色豊かだった。 あらすじ 険しい山…

もしもし

この本を読むときに気をつけること 1つ 他人の目が届かないところ、なるべく自室で読むこと 1つ 近くにティシュもしくはタオルと用意しておくこと 1つ バカになること、見栄や体裁は捨てること、思いきり笑うこと。(このためにも1人でいる時に読むがよ…

ケルベロス第五の首

綿菓子みたい。 曖昧模糊。捉えどころがない。なのにべたつく。 読み終わったはずなのに、読み終わった気がしない。 確かに最後の一語まで読んだ。読んだはずなのに。 ケルベロス第五の首 (未来の文学) 作者: ジーン・ウルフ,柳下毅一郎 出版社/メーカー: 国…

ガタカ

セピア色の未来。 懐かしさを感じる、けれどここではない世界。 そこはぼくたちがまだたどり着いていない未来。 でも、ぼくたちのなかにある世界。 静かなSF映画。ジャンルで区分すればSFだけど分ける必要ない。 そんなSF的な要素はガジェットとして組み込ま…

スミス都へ行く

相も変わらずのフランク・キャプラ映画。喧々諤々の議会での演説や討論が見どころ。英語での怒声や哄笑、迫力あります。大の大人が唾散らして必死に論を振う姿はどこか滑稽ですが、魅力あり。そしてなにより脇を固める役者がいい味出してます。主役のスミス…

METAL GEAR

メタルギアソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット ゲームのノベライズは読んだ経験もないし、興味もない。ゲームそのものをやればいいと思うし、ゲームでしかわからないことが山ほどある。わざわざ小説にしたものを読む必要はない、ゲームをやれば済む話、と…

戦争と平和 

名前は誰もが知っている。 しかしその中身、その極厚の本の内容となると、皆ぼんやりとしか把握していないのではないだろうか。だってめちゃめちゃ長いし、めちゃめちゃ疲れるし、これを最後まで読み通す気力を持ち続けるのは困難ではないか。 題名は強烈、…

「屍者の帝国」映画感想

公開初日朝一番で観に行っといてなんですがつまらなかったです。つまらないというより退屈でした。退屈ですけど楽しめました。 この映画は娯楽映画です。それ以外ではないです。ただの娯楽映画です。何かのメッセージ性だと訴えかけるものだとかは一見ありま…