常々感想記

本 映画 音楽 その他諸々の雑感を書き連ねるブログ

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いざ、「屍者の帝国」へゆかんとす

我々が死者に安らかであれ、と願うのは何故だろか。 それは死者が往々にして安らかではないからだ。 と著者のひとり伊藤計劃は色々なところで言っている。伊藤さんの最後の作品となってしまったこの作品。 プロローグは死者が、この話では屍者と呼称される、…

心が叫びたがってるんだ。の感想

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない、の監督の最新作 "心が叫びたがってるんだ。”を見てきた。 軽くバレンティンしてます。 あの花と言えば月9かなんかで今ドラマ化されているらしいし、アニメが門外漢な方でもその名前ぐらいは耳にしたことがあるので…

Mって何さ

下手な官能小説よりエロティックじゃないんですかコレ(官能小説読んだことありませんが)と毛皮を着たヴィーナスを読んで思います。 何でもマゾヒズムの語源はこの著者のレーオポルト・フォン・ザッヘル=マゾッホから性科学者、初めて聞いたぜこんな科学分…

女たちよ!

言っておくけれどぼくが女性に対して含むところは、今のところない。「女たちよ!」というのはそういう題名の本です。とても面白いです。 映画俳優であり、デザイナーであり、エッセイストであり、映画監督でもあり、翻訳もし料理も上手。そんな伊丹十三が著…

シェイカー

近くに住んでいた時は気づかなかったけれど、合羽橋は楽しい。 今日の目的はシェイカーを買うこと。シェイカーってバーテンダーがシャカシャカふっているあれ。そのまんまの名前だなぁ。皆あこがれたことはあるのでは? この前バーに行った時、本格的(何が…

ヴィンセントが教えてくれたこと 

ブログで色々感想書いていきますが基本ネタバレあります。 ナオミ・ワッツでべそだなぁ!最初、色気も何もないベッドシーンから始まる。 歳の離れた友情物語、は互いが互い(老人と子供)に与えるものがあって、自分を振り返り、見つめ直すところが見どころ…

はじめに

色々な人や物からの影響で始めることにした。 友人が始めたのが一番大きいかな?自分もやってみようかな、となったし。 そうでもなければブログなんて、と以前まで思っていたのでおそらく触れることもなかったんじゃないかなぁ。 ではさっそく書いてみること…