狐が風鈴を鳴らす

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コンドル(1975)

R・レッドフォード主演のポリティカルサスペンス。

これを面白いと思ったら大人。

 

あらすじ

ジョセフ・ターナーはCIAの分析官。仕事は世界中で出版されている本や雑誌を読み、情報分析を行うこと。所属している第17部9課は、アメリカ文学史協会として表向きは活動していた。

ターナーは雨の日にはいつもしているように裏口から建物を出て、ランチの買い出しに行く。そして帰ってくると、同僚は皆殺されていた。CIA本部に助けを求めるターナー

身柄を保護してもらおうと待ち合わせの場所に着くと上司に銃口を向けられる。

なぜ俺は殺されなくてはならないのか、理由もわからないまま逃げ出すターナー

独りきりの、孤立無援の戦いが始まるー

 

シンプルなストーリーながら、少し複雑な映画。語らず、見せずの映画。

知らずのうちに闇に首を突っ込み追われることになるという展開は王道悪く言えばありきたりであり、それを踏襲しているが、わかりきったことは喋らない映画だから何も考えずに見ていると何がなんだかわからなくなるかも。 説明くさいセリフは皆無であり、そこがいい。

終始大人のムードがムンムン。気持ちのいい晴れが一回もない。雨や曇りばかり。NYはこんなところだったっけ。落ち着いた色調で、派手なアクションもない。しかし一級品のサスペンスになってるのはむしろそのためだろう。

殺し屋役のマックス・フォン・シドーが良い。THEプロ。途中アレ?ヘッポコ?と思わないでもないが最後まで来るとアダルトだなぁと。独り独りを見ればこいつはすごいという役者(演技)はいないけれど全体のバランスがすごく良いと思う。R・レッドフォードもフェイ・ダナウェイも(とても美人だと思う)。しかし濡れ場はいらなかった。もっとフレンチな感じで十分です!

ところで車はなぜあんなに汚かったのだろう。気になる……

渋い映画だねぇ。

 

 

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