読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

狐が風鈴を鳴らす

本 映画 音楽 その他諸々の雑感を書き連ねるブログ

本棚

雑記

本の並べ方には人の個性がでるだろう。

他人の本棚を良く観察したことはないが、そんな機会はなかったが、そうだろうなと思う。自分の本棚を眺めると、己のテキトーさが見て取れる。

作者別とか出版社別とかジャンル別とか分け方には色々あるだろうが、ぼくの本棚は「読み終わったものを空いているところにとにかくしまう」に基づいて成り立っているので本棚がカラフル。掃除する時にホコリを払うのが大変。エラリー・クイーンの隣に神林長平がいるし、ディケンズの隣に松本清張がいる。統一性も何もない本棚だ。シリーズ物はさすがにそろえてある、みたいだけど。

整理しようかとも思うが、それも面倒。それにこの本棚には利点が一つある。

自分の読書遍歴を辿りやすいこと。空いているところに本を突っ込むと言っても大概は時を追って順繰りに埋まっていくので何時ごろ買って読んだのか把握しやすい。小学生のころ買ったものまで辿れる。

見ると、真っ当な読書ライフを歩んでいる。小学生のころは海外のファンタジー系、中学に入ると大衆文学が増えてきて、純文学も混ざりはじめる。”カラマーゾフの兄弟”を機に海外文学に憑りつかれ、今に至るまでその傾向は続く。高校に上がると、推理小説がメインを張り、合間に古典作を読む。そして今はSF中心の雑食野郎に。

図書館で借りて読んだ本、処分した本もあるから痕跡が全て残っているわけではないが、それでも全容の把握には役立つ。中学生の時に読んだ太宰の”斜陽”はつまらなかったが、最近読んだら面白かったという発見もあった。

たまにこんなもの読んだっけ、もあり、それも楽しい。”ビルマの竪琴”が家にあるので読んだはずなのだが……記憶を消されたか。逆にあれほど読んでた青い鳥文庫なんか一冊もないなー。

この文を書きながら本棚をちらりと見る。整理しないといってもさすがにカーの隣に”エロイカより愛をこめて”はおかしいので、そこは直そう。うん。

 

エロイカより愛をこめて 1

エロイカより愛をこめて 1