狐が風鈴を鳴らす

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ゴースト◯◯◯◯◯

ニューヨークの幻でもなく、バスターズでもない。

”ハンターズ”だ。ゴーストバスターズのぱちもんかと思いきや全く違う。

むしろぼくはこのハンターズの方が数段面白く観れた。

監督はジョン・カーペンター。主演カート・ラッセルのアホ映画。

 

このゴーストハンターズのしょうもなさは一見物語に見えるけど、物語になっていないところがしょーもない。趣味丸出しでしょーもない。

 

あらすじ

トラック運転手のジャックと中国レストラン経営者のワンは、ワンの婚約者を迎えに空港まで出向く。そこで婚約者はどういうわけか中国系の闇組織に誘拐されてしまう。

彼女を追ってチャイナタウンに向かう二人。しかしそこで闇組織同士の抗争に巻き込まれる。婚約者を誘拐した組織のボスのロウ・パンも現れるが、なんとか逃げ出す。

逃げ込んだ先は善の魔導師、エッグの家。そこでロウ・パンの正体がはるか昔から存在している妖怪であること、ロウ・パンの目的が、呪いによって実態を失った自らの肉体を取り戻すために、緑色の瞳を持つ女を捧げ結婚の儀式を行うことだとわかる。

さあ、無事に婚約者を助け出し、ロウ・パンを倒すことができるのか。

途中で同行することになったグレイシーもさらわれるし、嵐の三人組という手強い敵もいる。どうするジャック、どうするワン?

 

 

かなり端折ったがこんなあらすじ。

面白いのはそのビジュアル。そしてトンチキな世界。監督の趣味丸出し。

ひたすらドタバタしている。主役のジャックはどこか抜けているし、敵方のボスもアホ。無駄なアクションがてんこ盛りで、SFXもいっぱい。彼らの使う駆使する魔術やアクションがおかしすぎて笑えてくる。

敵のボス、ロウ・パン

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 序盤ジャックは、「なにがどうなっているんだ!?」としばしば言うが、まさにその通りでなにがどうなっているかわからない。わからないまま巻き込まれ、戦うことになる。置いてきぼり感がすごいが、そんなこと構うものかといわんばかりに次から次へとモンスターや設定をどかどか放り込んでくる。

嵐の三人組 三者三様の魔術を扱う、ギャグ要員

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 アホみたいなバトルとアクション。そしてビジュアル。とってつけたような話は一応映画だからあるだけで、なくても問題無いぐらい。まず物語の発端、誘拐される婚約者にまともなセリフが最後までないからね。そのくらいどうでもいい。

B級映画です。どこがゴーストハンターズなのかわからないが、原題がBigTroble in Little Chinaなので。

どうでしょうこのヘンテコな絵面

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でもこれが楽しい。楽しいと思える人と思えない人がいるでしょうが、ぼくは楽しいと思えた。いやいい映画です。役者たちもものすごく、彼らの顔芸や渾身のボケを思う存分楽しもう。いやほんと面白い。みないとわからないと思うので是非みて欲しい。

すばらしい顔芸

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驚きなのがリメイクが決まっていること。奇特な人もいるもんだ。どうやってリメイクするのかも楽しみだが、これそもそもリメイクする必要あるかな?と思わないでもない。もうこれで完成されている気もするが……。